4/25(日)、音楽同人イベントM3が開催されました。
このイベントにぼくも出展し、ミュージカル風アルバム「メイジーとララ」や過去作のCDを頒布しました。
作品を手に取ってくださった方々、ありがとうございました!
さて、今回は2回目の出展だったのですが、前回出展したのが2年前でもはやイベント初心者の気分でした。本番の日が近づいてくると、ずっと落ち着かずそわそわしていました。
イベント参加経験が少ないのもありますが、準備などもう少し要領良く進められたな…と思ったので、今回のM3の感想とともに、反省点も書き残していきたいと思います。
これから出展してみたい方の参考にもなれば!
出展してよかったこと
作曲へのモチベが上がる
目の前で自分の作品を手に取っていただけるのはとても嬉しいです。ネットにアップした曲の再生数が増えるのとは違う喜びが味わえます。
実際に自分の曲を聴いてくれる人がいることを実感できるので、もっと喜んでもらえるように良い曲を書けるようになろうと思いました。
締め切りができるので作品が完成する
イベントのためにCDを作るとなると、CD制作を発注するための時間も残して進めなくてはいけません。
実は一度、M3にCDの制作が間に合わず、CD制作に関わってくれた人の期待を裏切ってしまったことがあります。そんな失敗の経験から、今回、時間にはとにかく余裕を持つように心がけました。
趣味で曲を制作するのは楽しい反面、責任が伴わないので完成させずに放ったらかしということがよくあります。
でもM3本番という締め切りが決まっていると、それまでに作品を完成させるしかなくなるので、普段飽きっぽくて途中で投げ出してしまいがちなぼくでも、完成まで持ち込むことができました。
要領よく準備するコツ
イベントの1ヶ月前ぐらいからブースを出すための準備をちょこちょこしていたのですが、準備しても準備しても不安がぬぐえず大変でした。
これではダメだと思い始め、準備の仕方を工夫してみることにしました。
リストを作る
やってる人からすると当たり前すぎることかもしれませんが、ぼくができていなかった事なので…
やることリスト
M3から届くイベント要項を頭から順番にじっくり目を通して、自分に関係ある内容は線を引くなどして全てチェックしていきます。
次に、その中から自分が実際にやるべきことを抜き出し、箇条書きにしていきます。ちなみにぼくは、やるべきことを「Todoist」というアプリに登録するようにしています。
その際、やるべきことの期限を考慮して、それらの優先順位を決めていきます。
当日の持ち物リスト
頭の中で、「当日の朝起きて電車に乗り、イベントに行って帰ってくるまで」のシミュレーションをし、当日必要なものをリストアップします。この準備を早めに行っておくことで、当日や前日に「○○がない!」などと慌てずに済みます(ぼくはイベントがあるとしょっちゅうそんな感じで慌ててます…)。
M3全体を通しての反省点
他のサークルについて調べてなかった
今回、自分の頒布物に関することで頭がいっぱいで、他の参加サークルについて調べる時間を取らず、結果、当日も会場を回りませんでした。
でも、まだ出会ったことのない音楽に出会えるのがM3の良いところの1つなので、もったいないことをしたな…と反省です。
当日、頒布するCDが少なかった
自分に知名度がないからそれほど売れないだろう…と思い新作CDを30部だけ持っていったのですが、結果的には開始から3時間ほどで完売しました。
売り切れた理由としては、今回のアルバムで歌を担当してくださった方の人気のおかげで想像以上に多くの人に買っていただけたのが大きいですが、せっかくブースに来ていただいたのにCDをお渡しできなかった方が出てきてしまったのは反省点です。
なくなるくらいなら余った方がいいので、頒布物は自信がなくても多めに持っていけば良かったです。
また、イベント経験者の友だちに、持っていくCDの目安の枚数を聞いておくのもよかったかもしれません。
もっとコミュニケーションすれば良かった
今回は、以前のM3で頒布した過去作も持っていったのですが、そちらも何枚か買ってもらえました。
それは我ながらだいぶマニアックな曲調のCDだと思っていたので、それでも買ってもらえるのが嬉しく、せめて何を通してこのCDを知ってくれたのかぐらいは聞いてみれば良かった…と後悔しました。
今後も継続して出展したい
このようなイベントは継続して出るのが良いと思いました。常連となれば、人の目にとまる回数が増え、より作曲家として認知してもらえるようになると思うからです。「この人の名前、良く見かけるな…」と思ってもらえたらいいですね。
そして自分の音楽を聴いてくれる人たちと実際に会うことは、作曲のモチベーションを一気に上げてくれます。
今回のM3を通して、もっと作曲を上達したいし、自分の音楽の伝え方にもこだわっていきたいと改めて思いました。