明日書くブログの質をもっと上げるために(その1) 素材集めの大切さ

ここ3週間、ブログを毎日1記事書き続けました。

最初は好きなように書いていたブログですが、段々と文章を書くことに関する悩みが生まれてきました。

自分の文章が単調で面白くないのではないだろうか。また、そもそも書きたいことがあまりなくなってきた。書いている途中も、内容に困ってなかなか進まない。

それらの悩みを解決すべく、「超スピード仕事術」という本を読んでみました。

すると、どうやらその本で説明されている心構えや技を実践することで、「書いている途中で内容に困ってなかなか進まない」問題を解決できそうです。

今回は、「超スピード仕事術」を読んで、これからブログを書くときに実践したいことをまとめていきます。

書く前の準備が勝負

超スピード仕事術によると、書いてる途中で内容に困ってしまうのは、事前の準備が足りないのが原因であるとの事でした。

その準備とは「取材」です。文章書く前に、その元となる素材をあらかじめたくさん取材しておくことで、いざ文章書くときには、それらの素材を順序よく配置していくだけで済むのです。

ここからは、その取材の方法をまとめていきます。

文章の目的を確認する

取材の前に、まずは何のために文章書くのか、その目的について改めて考えます。

例えば、オススメの映画のレビューを書くとすれば、「その映画に興味を持って見てもらうこと」が目的になるかもしれません。

このブログ記事であれば、「趣味でブログをやっていて、ぼくと同じように文章を書くときに悩んでしまう人の助けになること」を目的に設定しました。

目的を設定することのメリットは以下の通りです。

取材の方向性が固まる

目的を明確にしておくことで、いざ取材をする時にどの素材が必要でどの素材が不要なのか見当がつきやすくなります。

より少ない作業量で文章を書けるようになる

今まで、文章書いているうちにだんだん話が脱線してきて、出だしと途中でテーマが変わってきてしまっていることが結構ありました。それに気づいたら、その脱線した話を消したり修正したりするのですが、この手間はもったいないですよね。

最初に目的を明確にしておくことで、書き始めた後もその目的に沿っているか意識できるため、話が脱線し書き直しなければいけなくなるのを防ぐことができます。

対象となる読者を決める

文章の目的が決まったら、次は「この文章を誰に読んでもらいたいか」を考えます。

このときのコツは、なるべく思い浮かべる人物像を具体的にすることです。

この文章読んでもらいたい人の性別・年齢・職業などを想像してみましょう。

具体的な読者を想像するということは、誰にでも楽しんでもらえる文章というものは目指さないということでもあります。

なぜかというと、人々にはみんな個性があり、興味があることも人それぞれで、誰にでも楽しんでもらえる文章というものは幻想に過ぎないからです。

でも、だれか一人の個性に着目して書いた文章であれば、似たような個性を持つ人にも刺さる可能性が出てきます。

読者が決まれば、内容が決まる

人によって使う言葉が違います。極端な例で言えば、読者がビジネスマンなのか小学生なのかで、文章に求められる言葉遣いはだいぶ変わるでしょう。

また考え方も人によって違います。ある問題の解決方法を知りたいときに、その解決方法だけ手っ取り早く知りたい人もいれば、その問題の原因から詳しく知りたい人もいるでしょう。

誰に読んでもらいたいかを明確にすれば、どのようなことを使って文章書いていけばいいかも明確になります。

事前に素材を集めておく

文章の目的と対象の読者が明確になったら、いよいよ取材に入ります。

ここでの「取材」は、新聞やテレビの記者が行っているような大掛かりなことではなく、感じたこと気づいたことをメモしていくことを指しています。

文章の目的が決まったら、その目的をぼやっと頭の中に入れつつ生活をしていることで、文章書くのに関係のありそうなことが目についたり思いついたりするようになります。そうしたら、その目についたこと、思いついたことをすぐメモすればOKです。

忘れないうちにメモする

ゲームや映画のレビューを書くとしたら、ゲームをプレイしている最中、映画を観ている途中に気づいたこと、感動したことを書いていきましょう。

心の動きはすぐに忘れ去られてしまうので、すぐにメモできるような状態にしてその場で記録するのがいいです。ぼくの場合は、メモしながら動画を見たい時は、iPadのノートアプリを起動しておいて、いつでも書けるようにしておいています。

体験をメモする

ぼくはパソコンの作曲ツールを使って作曲をすることがありますが、時々ちょっと不便だなと感じる部分を発見することがあります。

そして、何か解決方法はないか製品のマニュアルに目を通すと、ちゃんと解決方法が見つかることもあります。

このような、ツールの問題とその解決方法もブログのネタになったりするのですが、そのようなネタを発見するコツは自分の感情を観察することだと思っています。

ツールを使っていて「めんどうくさい」「分かりにくい」と感じたとき、それを放っておくのではなくメモしておく。

その心がけ1つで、時間に余裕があるときにその問題を思い出すことができ、解決方法について調べて、解決できるかもしれません。

取材をするときは、目に見えることだけでなく、五感をフル活用して自分が感じたことを細かく記録しておくと、より役に立つ素材が手に入るでしょう。

一人ブレストで素材を増やす

ブレストは「ブレインストーミング」の略。アイデアを広げるために、思いつくもの、連想されるものをどんどん挙げていく方法です。

取材を通して書き溜めたメモから、ブレインストーミングでさらに素材を増やしていきます。

方法は、メモの内容から連想されることをどんどん書き出していくだけ。ポイントは、そのアイディアが良いか悪いかを考えず、とにかく一生出すことです。

ブレインストーミングやっていくと、アイディアが広がったメモ、あまり広がらなかったメモに分かれると思います。

アイディアがあまり広がらなかったメモは、文章にしようとしても途中でネタが尽きてしまうので、あらかじめ削除してしまいましょう。

次回に続きます

今回は、文章をスラスラ書くための取材の方法について学びました。

これができれば、文章書くための準備はOKです。

次回は、この準備をどのように生かして文章を書いていくのか、実際の書き進め方について「超スピード仕事術」から学んでいきたいと思います。

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